フレーム 1day Lesson in 白金台

友人の紹介で白金台のプラチナ通り沿いの個人マンション(アトリエ)で、少人数制の ワンデイレッスンをさせて頂きました。 3種類の額縁の中からご希望の仕上げをお選び頂きましたが、
1番人気は、レース貼り仕上げ(黒、ドット柄)でした。
額作りは殆んどの人が初めてでしたが、皆さんとても上手に仕上がりました。
絵の具を乾かす間のティータイムに主催者のKさんが用意して下さった美味しい
ケーキも白金のお薦めのお店の品・・・プラスおしゃべりで楽しいひと時でした。
磨き作業が終わり、額に艶が出てくる頃になると参加者の皆さんも嬉しそう・・・
最後に仕上がった額にお好きなポストカードを合わせ完成!
皆さんからお借りして撮ったのが上の写真です。大成功のレッスンでした。
第2弾も又別の内容で企画しますので興味ある方にはご案内します。
個人のアトリエなのでフレームレシピまでお問い合わせ下さい。

Frame Recipe 額縁教室 

生徒さんの最近のフレームをご紹介いたします。                                ↑石井さんの作品。
お母様がハンガリーで買ってこられたアンティークの写真を入れたい・・・とご相談受けたので甘栗+黒上質叩きの塗りの技法をお薦めしました。
とても丁寧に作業され、きれいに出来上がりました。母の日に間に合って良かったね!
ステキな雰囲気の写真と良く合っていると思いますが、いかがでしょう?テートモダンで購入したマークロスコのポスターを入れた額は、皆川さんの作品↑
赤と黒の2色磨り出し。 黒いマットを選んだのがサスガ!大人っぽいシックな仕上がり。
下の線彫り仕上げの2点の内、左は富田さん、右は上田さんの作品。
2色磨り出しの2点。左は正木さん、右は磯野さんの作品。
線を彫る勢いや、擦り出し加減は三者三様・・・皆さんの個性が出ています。
どれも世界に一つのオリジナル。
きょうのレッスンでは出来上がった額をワイワイ楽しく写真撮りして 盛り上がりました。

Frame Recipe 額縁教室

教室の生徒さんが仕上げたデコパージュの額(木地に紙を貼った仕上げ)をご紹介します。
アトリエには色々な紙が在庫で用意してありますが、その中からイタリア製のアンティーク本柄の紙(上の写真左)を使用して高原さんが制作した額です。
柄物の額は中に入れる物が難しいのですが、内側につけたカマボコ型の棹を無地のこげ茶で塗ることにより全体がしまった感じになり、高原さんが選んだ椅子のコラージュプリントがとても良く合っています。紙の白い部分をあえて使用しなかったとの事・・・汚しをかけた本の柄がまるで 寄木細工のようにも見えます。

←こちらは、上田さんの作品です。
デコパージュ用の紙はご自分でパソコンで柄をつくり
プリントアウトして持って来られたので、
教室でロウ引きして額の脇に貼りました。
中に入れたものは、ガラスのような?
プラスチック樹脂のような?小さなアート作品。

もう一点は同じく上田さんの2色すり出しの額。
ご自分で制作された手のひらにのる位のサイズの
ブロンズの帽子を額装されました。box型のフレームの中に小さな世界ができあがっていてステキです。↓

Frame Recipe 額縁教室            

只今、お教室では、春を感じるフレームがぞくぞくと仕上がってきています。
上左は麻布貼り仕上げ、上右は大理石(マーブル仕上げ)2点とも池田富美子さんの作品。
色合いがとても良い感じです。2点一緒に飾るとの事・・・ステキなインテリアになりそう!
右下の茶色の額はアンティーク艶仕上げ、広瀬さんの作品。
トンボの絵と良く合っていてさすが!染めがムラなくとてもきれいな仕上がりでした。↑上の2点は広岡さんの作品。ヘラクレスカブト虫にオーバルマットをお薦めしてみました。
アレクサンドラアゲハ蝶はマットなしでサイズいっぱいに・・・モノトーンの額がオシャレです。

 ←左の額は黒ボーロ仕上げ直井さんの作品。ムスカリの白い球根に黒の額縁がとてもシックな大人の感じ・・・

額に入れた絵は全て浅倉さんの作品。優しい色合いで繊細なタッチの心が癒される絵はお教室でも大人気!
皆さん早速ご自宅に飾るとの事・・・
額縁も春のインテリアの仲間に入れて頂きうれしいです。

額縁古典技法のブローチ

古典技法のレッスンの際、額縁を乾かす合間に生徒さん達が作られたブローチです。
木の下地に石膏と膠を塗り、金箔や銀箔を貼りメノウ棒で磨いて作ります。
額縁と全く同じ作り方です。  先週の土曜日のレッスンに、池田富美子さんがご自身が作ったブローチをとてもステキに身に着けて来られたので写真撮らせていただきました!

岩崎さんの展覧会ご報告

岩崎さんの額縁展を観に仙台に行ってきました。
初日のオープンしたばかりの時間でしたが、既に沢山のお客様がいらしてました。
東北大震災の際に泥に埋もれてしまった絵と額縁も修復され展示されていました。↓

額縁は一つ一つがとても丁寧に仕上げられてあり、手づくりの良さが感じられるものばかり・・・春を感じる花とともにギャラリーの空間にとても合った展示がされていました。

3年前の悲劇が二度と起こらないように
心より願います。
そして、 今後の岩崎さんの活躍を応援し、期待したいと思います。

岩崎 眞弓さん 展覧会のお知らせ

あれから3年・・・、仙台近郊の海に近い町から、フレームレシピの額縁教室に通って下さっていた岩崎さんが、東日本大震災の津波でご自宅を失ってしまった時は、教室の皆様が本当に心より心配して下さった事を今でも思い出します。
この度、仙台のギャラリーで岩崎さんが額の展覧会をされる事になりました。
こんな嬉しいご報告ができる日がくるなんて・・・ 私も初日に伺う予定です。

↑ 展覧会DMハガキの写真

←左の写真の額は、流されてしまったご自宅跡の竹藪の中から泥まみれで見つけたもので、ガラスも粉々に割れていたそうです。修復したらきれいになったので、今回展示されるとの事。
額の中に入れたカリグラフィーは,被災した時に励ましのお手紙とともに教室の広瀬さんから頂いたものだそうです。

 

岩崎 眞弓  手仕上げ額ぶち展
2014.3月14日(金)~3月18日(火) AM11:30~PM6:30
(最終日はPM4:30まで)

ギャラリー杜間道 GALLERY TOUGENDO
980-0821 仙台市青葉区春日町2-8 1階
022-224-7066
ギャラりーのサイトはwww.tougendo.jp/

 

frame recipe 額縁教室            (生徒さんの作品)

スゴイ!!高原さんついに自力で仕上げました。↑
上の額縁は下地の全面に銀箔が貼られており、その上に顔料等で絵を描くように汚しをかけ仕上げています。この技法は、色も柄も感覚で作らねばならない為レシピがないので生徒さんに通常のように教えてあげる事はできません。作りたい人には、材料やヒントをお教えして、後は教室で学んだワザをフル活用させて頂き、自力で頑張っていただくしか方法がないのです。

←高原さんまず銀箔をご自宅できれいに貼って持ってこられました。
何度も練習されているので上手です。

教室の壁の高い所にかかっている私のサンプルを近くで見たいとおっしゃったので、壁から外し手元に置いてあげたところ、しばらくの間  ジーーっとごらんになり観察・・・
そしてあれこれ試行錯誤され、ついに上の額が仕上がりました。
中に入れたのは去年教室で販売したトレーシーエミンのクリスマスカード、マリア様がキリストを抱いている柄。 額にとても良く合っていて、しかも今の時期にピッタリです。

Frame – Recipe 額縁教室

久しぶりに生徒さんの仕上がった額縁をご紹介します。
秋も深まり、 皆さんが教室で制作される作品もシブーイ感じの色合いに・・・
秋のインテリアにピッタリ!! 左は、矢口さんの作品。
赤茶のスムース仕上げ+内側にブロンズ叩き塗り(汚し)。
古びをかけたのでハーブのアンティークプリント(英)に良く合った丁寧でキレイな出来上がり!
右は、磯貝さんの作品。
グレー、ワイン色、イエローオーカー3色磨り出しの仕上げ。
磨り出し具合が絶妙にステキです。
下に塗った色をどの位出すか・・・皆さんが苦労されるポイントですが、
その部分をとても上手に処理されています。岡崎さんの作品。↑
アンティ-クのハットピンを額装したいご希望でした。
ご自宅で少し深めの額(マルーパ)をきれいに甘栗仕上げに染めてこられたので、
中桟をシルバーとゴールドのでドット柄にしたらお揃いになるとご提案したところ・・・
とても器用に短時間で水玉模様を付けられました。
バックはグレーのスエードマットを選び、小さな穴をあけてワイヤーで留める予定です。
上の写真は中桟がまだきちんとセットしてない状態なので隙間が見えますが、仕上がりは更に良くなるので楽しみです。広岡さんの作品↑
額縁を2枚重ねて仕上げたBOXは、以前ブログで皆さんのものをまとめてご紹介させて頂きましたが、その後も根強い人気があり2個めを制作中の生徒さんがいる程です。
今回、広岡さんはデコパージュ仕上げで制作されました。
フタの周囲のグリーンの色作りをとてもこだわって調合されたので、深みのあるステキな色になったと思います。
ご使用になったアルファベットの活字柄の紙は今回イタリアで買ってきましたのでご希望の方にはお分けできます。他にもステキな柄の紙をデコパージュ用に選んできましたのでお教室で是非ごらんください。

 

 

Frame Recipe 額縁教室

久しぶりに額縁教室の生徒さんの作品をご紹介します。
いつも皆さんの仕上がった額縁を写真に撮らせてもらいたいと思いながら
レッスンの時は本当にバタバタしていて・・・何人もの作品を逃してしまっています。
上の額縁は広瀬さんの作品。甘栗仕上げを通常の茶色でなくダークグリーンとワイン色でトライされました。下地の塗りと磨きがとても丁寧なので、染めもきれいにのっています。
パーフェクトな仕上がりです。

クリスマスカードを入れたレース仕上げの額は皆川さんの作品。
色の作り方がとても上手です。
市販の額には無いような素敵なスモーキーグリーンに仕上がりました。
手のひらにのるくらいの可愛らしいサイズの小さな額縁です。
マットは楕円形をお薦めしました。
マットの色は白or黒?
ブログをごらんの皆様はどちらがお好きですか?
お二人の作品は去年の暮に仕上がっていたにもかかわらず、私がアップするのが遅くて、中身が季節はずれになってしまいました。お許しください。
季節感はとても大切で、先取りしなければならないのに・・・

次はアンティークつや仕上げの額縁。
市川さんの作品。難しい仕上げなのにとても良くできています。お友達へのプレゼントだそうです。(下)

次にご紹介するのは春らしい色の額縁です。黄色の額縁は初めてサンプルで作ってみたのですが、アトリエに飾っておいたら・・・、生徒さんたちの反応が良く、何名か作られました。
浅倉さんのハーブの絵に合わせて黄色の額縁を作られたのは、佐藤さんです。(下・上)
若手作家あんずさんの絵(下・下) 「夜を育てる」にあわせて、作られたのは高原さんです。
お二人ともグレーと黄色の磨り出し加減が丁度良い感じに仕上がっています。
黄色の額は中身に合わせるのが難しいかな?と思っていましたが、そんな事ないですね。
皆さんの出来上がった額に絵がピッタリだったのを見て・・・嬉しい発見でした!