Frame Recipe 額縁教室

最近のレッスンで仕上がった生徒さんの額縁をご紹介します。
今回も沢山ありますのでご覧ください!

☆オフホワイト上質叩き塗り+周囲モデリング仕上げのフレームは浦野さんの作品。R0013620

ご自宅で飾っている様子も写メールいただきました。
3点とも和田祐子さんの作品が入っています。額のデザインがそれぞれ違っていても色に気を配り、同じ作家さんのものを入れると統一感が生まれとてもステキですね!!20150304_133402☆2色磨り出しのフレームは関田さんの作品。R0013645

画像では色が分かりにくいと思いますが、下地は濃いめのグレイで上にのせた色はワイン色・・・グレイの磨り出し加減がバランス良くとても素敵な組み合わせでした。マットは最近私が気に入っている「なたね色」をおススメしてみました。
ハリネズミ君の絵と良く合っていると思います。いかがでしょう?

☆2色磨り出しボックス型のフレーム+デコパージュ(中桟部分)のフレームは倉富さんの作品R0013649

倉富さんは刺繍作家さんなのでフレームの中には植物をモチーフにしたご自身の立体作品が入っています。バックの壁の色をご自分で工夫され作品にマッチするとても素敵な色に塗られましたが、画像ではビミョーな色をいまひとつお伝えできなくて・・・ホント残念です。
倉富さんの作品も実物もっと素敵です!
中桟の部分にはスウェーデンの古い本のページを蠟引きして貼りました。

☆象牙仕上げとクラッキング仕上げのフレーム2点は山口さんの作品。R0013656

とても丁寧に塗り、磨いて仕上げられたので、やさしいふんわりとした質感になりました。
染め方も上手です。中に入れた村井正誠さんのポストカードと良く合っています。
山口さんから世田谷の村井正誠記念美術館がとても素敵な場所だと教えていただきました。サイトをのぞいたら即行ってみたくなりましたが、残念ながら2015年は作品整理のため休館だそうです。 再オープンしたら皆様も是非!R0013659

クラッキング仕上げ初めてなのにきれいにひびが入り仕上がりました!
仕上げのニスは今回はツヤありを選ばれました。中に入れるものにより、ツヤ有とツヤ無しを上手に使い分けできるようになるとよいですね。だいぶイメージがかわりますよ!

☆レース貼り叩き仕上げの切手用フレームは正木さんの作品 R0013638

イギリスの切手・・・ふしぎの国のアリスの絵柄に合わせてご自分でトランプマークのレースを用意され四隅に貼って仕上げられました。さすがのアイデア!可愛らしい額になりました。
小さな額縁は3点位並べて飾るとオシャレです。色違いでトライしてみてはいかがですか?

☆2色磨り出しのフレームは皆川さんの作品。R0013637ご自宅で作られて教室にもって来られた時は磨り出しが足りてなかったのでもう少し下地のブルーを出すようにアドバイスして汚しもかけたところ、とても感じがよくなりました。
ご自分で選んでこられた優しい雰囲気のチューリップのカードと良く合っています。
春のインテリアにピッタリ!

 

☆レース貼り2色磨り出しボックスフレームは磯野さんの作品。R0013643ウィリアムモリスのカードとレースの柄と額縁の色がとても良く合っています。
額の中に入れるものと全体の雰囲気を創りだすのは大切な事ですが、その点を工夫されていると思います。イギリスのアンティークレースを使用されましたが、もしかしてモリスの活躍した時代のレースかも?だから雰囲気が合うのかも知れないと思いました。