グスタフスベリ陶磁器博物館

北欧のモダンデザインに興味があり、食器好きな人ならこのミュージアムは満足度100%だと思います。グスタフスベリの陶器との出会いは20年以上前、ストックホルムのデパートでした。ブルーと白の深めの皿を手にとり見ていたら、店員さんが「スウェーデンのウエッジウッドのようなメーカーですよ・・・」と自満気に説明してしてくれたのを今でも覚えています。
器の裏の碇のマークはこの小さな港町に由来するとは当時、想像すらできませんでした。

展示室のカーテンや椅子の布地までオシャレ・・・R0012252 でも気取ってなくてあたたかい雰囲気がするのはなぜなのでしょう?
きっと窓から降り注ぐ光、外の緑や瓦屋根の色・・・それらの全てが目の前の器と重なり一つのイメージとして感じられるせいかも知れません。

ともかく人がいないので好きな器をひとりじめしてゆっくり見ることができます。R0012257R0012270R0012243植物がデザインのベースになっているのがよくわかる展示です。↑

R0012242前回訪問の際に色が深くコックリしていてとても素敵だと思った花瓶が同じ場所にありました。 また会えたね! タンポポの花瓶→

グスタフスベリ社のアートディレクター兼デザイナーとして活躍していたスティグ・リンドベリの作品は、色がきれいで形もとても魅力的・・・多くのファンが憧れるのも納得です。
リサ・ラーソンが彼にスカウトされてグスタフスベリ社に入った事を今回の旅ではじめて知りました。
ミュージアムショップで購入したリンドべリの本とポストカード、カタログ・・・↓R0012892

グスタフスベリ社アウトレット

R0012233
←グスタフスベリ社のアウトレットは、元工場の建物をそのまま利用しているそうです。
前回は他を回っている内に、ここを見逃したので今回は先に覗きました。壁から出ている配管も昔をしのばせます。↓R0012236
 sR0012235ワァー!沢山のリンドべリの食器が並んでる!(興奮のため写真ピンボケ)↑
店内に入ると床が陶器の粉でザラザラしていているのを感じ、陶器の町に来たのだなぁ・・・と臨場感でワクワクしましたが、 やはりアウトレットの品は柄がどこかカスレていたり、ズレていたり等、良い状態ではありませんでした。
sR0012234
しかも私が好きなカップ 「SPISA・RIBB」が山積でこんな可哀そうなことになっていてショック!→

時間をかければ完品に近い物を見つけられるかも知れませんが・・・

気を取り直してミュージアムで 素敵なリンドべリの作品を見ることにしました。
言うまでもありませんが、復刻品よりオリジナルの方がずっとずっーとステキです。

陶器の町グスタフスべリ

グスタフスベリはストックホルム郊外の静かな港町。
地下鉄Slussen駅からローカルバスに乗り約25分で着きます。
バスを降りるとこんな風景 ↓ ホントに誰もいなくて不安になるような場所(笑)
4年ぶりの訪問です。R0012230 「GUSTAVSBERGS HAMN」のゲートを入ると・・・陶磁器博物館 、アウトレット、雑貨屋さんアンティークショップ、レストラン、ホテル、等が広い敷地内に点在しています。
R0012281アンティーク屋さんの看板が建物に映えてステキ!↑
見たこともないアーティチョーク柄のお皿があり、欲しかったのですが重いので諦めました。
せめて写真だけでも撮ってくればよかった・・・お見せしたかったのに残念。
R0012282 今、日本で大人気のリサ・ラーソンの工房です。↑
職人さん達がリサの動物に絵付け作業をしてました。現行品がここで買えます。R0012286

 ←ガーデニング小物が充実した雑貨屋さん。

ここは、前回も買い物をして、オシャレな店だったので寄ってみたら・・・
額装教室で使えそうな、素敵な植物画のカードが沢山買えました!
オーナーのお嬢さんが制作したカードだそうです。

それから次回制作するモノに近いイメージの品がこのお店にありました!ヒントが貰えたので出来上がったらご紹介しますね。

 

北欧に行ってきました

北欧・・・ストックホルム&コペンハーゲンに、気の合う女性3人で行って来ました。
6月末なのに肌寒い気温でしたが、 興奮状態の私には丁度良かったかも知れません。
今回の旅の目的は、美しい北欧デザインに沢山触れる事・・・
額縁の中に入れる版画やポスター・カードを探す事・・・
上の写真は、コペンハーゲンのIllums Bolighus(家具・インテリア雑貨中心のデパート)
最上階に行ったら、窓の外と店内が溶け合って素敵な光景が広がっており
思わずシャッターを押しました。 引きの写真です。↓ この店「イルムス・ボーリフス」については沢山お伝えしたいので後日また・・・
先ずは、最初に訪れたストックホルムから私の見た物、感じた事を
少しずつお伝えできたらと思います。
お時間ある時に覗いて頂けたら嬉しいです。

夕暮れを待つテーブル in Milano

ブレラ美術館のあるエリアはお洒落なカフェや小さな骨董品店、雑貨屋さんがあり、つい寄り道をしたくなり困りました。暗くなる前にホテルに戻らねば・・・誘惑を振り切り、狭い路地を駅に向かい歩いていると、小さなレストランの可愛いテーブルセッティングが目に入りました。
お客さんを待つばかりの状況。
さらに歩いていると・・・
教会の前にも素敵なレストラン。
こちらも準備万端・・・
いい雰囲気だったので思わず写真に撮りました。一人旅のツラさはこういう場所で夕飯を頂き難い事。
お惣菜を買って暗くなる前にホテルに
無事帰り着きました。

街角アート?・・・in Milano

ミラノの街を歩いていたら・・・めずらしい!というか見たことない蜂の巣パターンの壁?↑

 ↑
これもウケました。(笑) チーズの歯の中にネズミが・・・ドキッ!
こういうシュールな看板、日本ではあまり見かけませんね。
うって変り、建物の中にきれいな色のステキな展示が・・・↑

セレクトショップのディスプレイも個性的・・・さすがファッションの街ミラノ
お店の人明るい方でした。(笑)↓
 
あれっ!これは何?・・・

イタリアで買った本

赤い方は、ミラノのトリエンナーレデザインミュージアムのBook shop SKIRAで買った
ジュエリーデザインの本。表紙の赤とアルファベットのレイアウトに一目ぼれ!
コンパクトなサイズながらイタリアの70人位のジュエリーデザイナーの作品を全てカラーで見る事ができます。安全ピンの表紙の方はフィレンツェのチョンビ広場のアンチティーク市で見つけました。1910年~70年頃のインダストリアルデザインの本です。モダンな表紙に魅かれて即購入!!旅先から本を持ち帰るのは重くて大変ですが、額作りの刺激になりそうなものを
いつも数冊選び連れて帰ります。

運河沿いを歩く・・・ナヴィリオ地区


ミラノには海がないので、運河が港の役目を果たし、船から降ろされた材料をその場で直ぐ加工できたことから、このナヴィリオは500年にわたり職人達が工房を構える場所だったそうです。今でもその名残があちこちに・・・
ミラノの中心街とは全く違う下町の雰囲気。
少し閑散としたのんびりムード・・・

アーティストやファッション関係者が多かったこのエリアに、 カフェやレストランが増え、観光客も訪れる人気スポットになってきたとの事。
月の最終日曜には蚤の市が開催され、沢山の店が運河沿いにズラリと並ぶそうです。
ゆっくり時間をかけて回ったら色々と発見がありそうな魅力的な場所・・・
でも運河の水、もう少しきれいにしたらいいのにと思いました。

路地に入ってみたら・・・周囲をぐるりと建物に囲まれた 緑いっぱいの中庭が存在し、
ギャラリーや可愛い雑貨屋さんがありました。↓

 

きっと美味しい!・・・FABBRICA

10・coruso・comoに行く途中,看板の上の照明がカッコ良くて写真に撮った店。
まさか帰りにココでランチするとは思ってもみなかったレストラン。
人の出入りもなく、大丈夫かな? ココやってるの?といった感じ・・・
でも中に入りビックリ!! 沢山の地元の人達でワイワイと賑わってました。
きっとおいしい!その光景を見ただけで確信。

オーダーした中で特に感激したのは
パイ包みの魚介類のスパゲティ。それと洋なし、クルミ、チーズが入ったルッコラのサラダ。
テーブル担当のお店の人が「ホーラどうだ美味しいよ!」とアツアツのパイの皮をカットしてくれました。

お腹いっぱいなのにデザートも注文。
焦げたハンバーグではありません。(笑)
温かい濃厚なチョコレートケーキ+アイスクリーム。
口の中で混ざると幸せを感じる味でした。 お味はもちろんのこと店内はカジュアルな雰囲気でお店の人も明るくて親切。
おススメの店です。サイトはwww.lafabbricapizzeria.it