本日は、Frame Recipe 額縁展 初日でした。
雨模様のお天気にもかかわらず沢山のお客様にお越し頂き感謝しています。
展覧会と言えば新作ですね！
みなさまのご期待に応えるべく今回は新しいタイプの鏡を作ってみました。
ちょっとモダンでカワイイです。
マスタードイエローの方は早速初日にお買い上げ頂きました。嬉しい！！
実際は画像よりもう少し明るい色です。
私のラフスケッチデザインをデーターにしてレーザーで型抜きしてもらいました。
それでできた木のパーツ(この名前はバルーン)を平らな額縁に貼り、色を塗って仕上げてあります。エッグやサークル・・・これから色々な種類のパーツができてきます。
白もステキですよ！
下地塗りが終わった額縁がアトリエにズラリと勢ぞろい・・・
10月1日～の南青山ギャラリーcomoさんでのフレーム展までに
いくつ完成できるか？ ドキドキ・・・
そのせいか？昨夜「夢」を見ました。
海外旅行の荷づくりが当日なのに何もできてない。
どうしよう、どうしよう・・・アーー飛行機の出発まであと1時間！！
それでもあきらめず(ありえないけどそこはユメなので)
パニック状態で目覚めました。夢でよかった。(笑)
青山の素敵なお花屋さん「葉葉」から毎年フランスで発売される
バレンタインの切手の額装を頼まれました。
象牙風オフホワイトの額と黒叩き塗り＋脇ブロンズの額をご提案したら・・・
両方とも注文して下さり、昨日無事お届けできました !
今回お預かりしたのはJC DE CASTELBAJACのデザインの切手。(右)
仕上がり後、切手に合わせてみたら白い額の方がピッタリ！
黒い額には葉葉さんのお店の雰囲気に合いそうなKARL BLOSSFELDTの植物のプリントを入れて遊ばせていただきました。
切手シートのサイズは同じなので黒い額も今後、切手用にも入れ替えて楽しく使って頂けるかと・・・どちらも喜んで頂きホッと一安心
葉葉さんのホームページこちら http://www.yo-yo-style.com/
クラッキング(ひびわれ)技法の額作りは気候や湿度に左右されるため思ったような一定の仕上がりにナカナカなりません。 だからこそオモシロイのですが・・・
ニス塗りの回数をふやし試作してみたら良い結果がでました。↓
下の写真3点は先日の「手仕事の贈りもの」展に飾らせて頂きました。左の2点はお買い上げいただきましたので、このグレードで継続して仕上がるように同じものを又くりかえし作りながら努力しようと思います。
ニスを筆で丁寧によく伸ばしハケめの出ないように・・・
余分なニスを筆で取りきるのもきれいに仕上げるポイント。↓
中に入れたカードは額とオソロイ！ストックホルムの陶芸家Anneさんのもの。彼女はクラッキングの作品ばかり作っています。昨年の夏にセーデルマルムの工房「KRUKMAKERIET」を訪ねた時、カードを沢山分けていただきました。
カワウソ君かわいいでしょ！最初クマかと思ったら・・・足に水かきがありました。↓
好きな画家は誰？と聞かれたら・・
間違いなくBEST 3 に入るのがイタリアの画家、ジョルジョ・モランディ
先日の「手仕事の贈りもの」展にモランディの本の1ページを入れてこの額を飾らせていただきました。グレイ系3色磨り出し、ブロンズの縁仕上げ。(250ミリ角)
どなたかのお宅にお嫁入りしたのでもう私の手元にはありません。
もう一枚、モランディのデッサンを入れたネイビーブルーとオフホワイト2色磨り出し、ポストカードサイズの額もお嫁入りしました。
お買い上げ頂いたお客様本当にありがとうございます。
神戸の洋書屋さんで見つけて買ったモランディの画集。
芸術新潮の特集・・・モランディのまなざし
ロンドンのテートモダンでモランディ展を見た時に購入した図録。
どれも大切な宝物のような本。
インテリア雑誌を眺めていたら、パリのセレクトショップ「メルシー」のアートディレクターの週末の家が載ってました。さすが！とても個性的でおしゃれなリビング。
ふとテーブルの色に目が止まりました。こんな色の額縁が作れないかな・・・
早速チャレンジして出来上がったのがコレです！↓
ブルー系とグレイ系の色を6色程塗り重ね、擦り出して仕上げたら、イメージ通りにキレイに色が出ました。二度と同じものは作れない。世界にひとつのフレーム・・・
偶然ですが、メルシーに行った時にやっていた染めの展示会のカードを入れてみたらピッタリ！只今開催中の「手仕事の贈りもの」出版記念展覧会に展示させていただいてます。興味のある方は暮らしのうつわ花田にて実物をご覧頂けたら嬉しいです。
※今回の展示はお買い上げ後そのまま即お持ち帰りシステムなので
もし売れてしまっていたらごめんなさい。
新しいデザインのモールディングの額縁(木地)が手に入るようになりました。
どんな仕上げにしようか？ワクワクします。
先ずは多色擦り出しのシンプルな技法で色違いの額縁を3枚作ってみました。
中に何を入れましょうか？
茶系の額縁は溝に汚しを入れて渋い感じに仕上げたので・・・
クートラスのタロットカードの本の上にのせてみたら・・・ウーん良い感じ。
こちらも・・・クートラスに合いますね！
ベージュとオフホワイト系の額縁は・・・
少しモダンな感じをめざしてブランクーシのカードを入れてみました。
そしてネイビーブルーとグレイの額にはエゴンシーレのカードを・・・。
出来上がった額に中身をあれこれ入れてみるのは楽しい時間でした。
これらの額縁は5月27日～暮らしのうつわ花田にて開催される片柳草生「手仕事の贈りもの」出版記念展覧会に並びます。詳しい情報は後日お知らせします。
皆さんもニューフェイスの木枠是非トライしてみて下さい。
ゴールデンウィークあけの教室でお待ちしています。
友人のご夫婦が軽井沢にお引っ越しされました。 お二人ともモノづくりを仕事にされているのでアトリエとしてある程度広いスペースが必要で古い家を自分達で改装したそうです。
お好きな日本画家の生井巌さんの絵を飾るため額をオーダーして下さいました。
サンプルを色々お見せした結果、少し深さのある細い幅の額で鉄さび仕上げに決定。
無事完成して納品後にお願いしておいたら・・・ご自宅の写真が届きました！↓
壁は漆喰を塗り、床はご主人が板を貼ったそうです。ナチュラルで飾るものが何でも映えそうな空間でウラヤマシイ！！迫力ある絵なので壁掛けだと力あり過ぎて・・・現在はリビングの床においてこんな感じです。とメールいただきました。額の長辺は約１メートル大きな絵です。
これからどんどんお二人らしいインテリアになっていくのでしょうね。
ちなみに軽井沢はとても寒いとのこと・・・湖が凍って湖上を歩ける状態だそうです。
ロンドンから取り寄せたクリスマスカードを富田さんにお願いして3Dにして頂きました。
このセーターのカードふっくらしたらきっとステキと思いお願いしたら・・・やはり思った通り！
富田さんはStudio pearl whiteというシャドウボックスの教室を主宰されており、私の教室に額作りを習いに来て下さっています。とても切れ味の良い丁寧なお仕事される人です。
カード1枚(右)、仕上がり後(左・カード3枚)を見比べて見て下さい。
以前北欧のカード5枚でお願いしたフクロウの作品です。↓
オフホワイト系2色(画像では微妙な色の差がご覧いただけないと思います)上質タタキ塗りのシンプルな仕上げの額に入れてみました。
下北沢のFu-chiさんにて販売していただいてます。
セーターは冬のインテリアに・・・オールシーズン楽しめるフクロウも差し替え用にお預けしてあります。クリスマスプレゼントに又はご自分用にいかがですか？
実物をごらんになりたい方はお店にどうぞ！ よろしくお願いします。
(古典技法レッスンのお知らせ)
11月29日(土) 13：00～17：00
古典技法のレッスンに3名空きがあります。
ご希望の方はご連絡下さい。お待ちしています。
ブティをご存じですか？フランスのプロヴァンス地方に伝わるキルティングです。
お客様ご自身が制作されたブティを入れるための額のご注文を頂きました。
アトリエにご相談にみえた際、初めて拝見したのですが、エレガントでとても美しいものでした。気の遠くなるくらいのチクチク・・・・制作にかかった時間のご褒美としてこういう作品がうまれるだから頑張れるのだろうなぁと思いました。
額のデザインは、頑張りすぎないけれど、よく見たらこの作品のための額。
さりげないけれどステキな額が仕上がると良いなぁと思いながら作らせて頂きました。
マット幅は少し広めにとり、グレイとオフホワイトのダブルマットに・・・額縁の棹の形は作品のデザインの畝のようなラインに通じるものを選び、ブティのふっくらした部分とお揃いになるよう額の四隅にプクッと絵の具で盛り上げてみました。
アップの画像でごらん下さい。こんな感じです↓
無事にお送りしてお客様にも喜んで頂けました。
ありがとうございました！